歳をとるほど遠視になりやすい?

「歳を重ねるほど、遠視になりやすいのか?」これは、統計的にはYESです。医学的には、まだはっきりした原因は分かっていませんが、加齢による毛様体筋の減少や、水晶体の屈折率の変化によるものだと考えられています。
また、遠視や近視になる場合、年齢による目の変化がその原因になっていることが少なくありません。
人間の目の状態は、年齢によって変化します。新生児では遠視が多く、小学生では正視、中学生や高校生へと年齢を重ねていくごとに、弱い近視の人が多くなり、さらにそれより高齢になってくると、遠視の人が多くなってきます。
もちろんこれは、統計の平均的な結果ですので、すべての人に当てはまるわけではありません。
ここで一つ注意したいのは、遠視と老眼は別物と言うことです。老眼は、加齢により水晶体が硬化していき、厚みを増して近くに、ピントを合わせるパワーが減少していくことが主な原因です。これに対して、遠視は、屈折率の変化が原因となります。老眼は、近視や遠視とは原因が違っているわけです。
また、高齢になってくると遠視と老眼が併発し、ピントを合わせるパワーも低下します。こうなると、今度は近くも遠くも見えにくいという状態になります。
年齢を重ねれば重ねるほど、ピントを合わせるパワーは低下していきますが、自分の目とは、末永く健康的に付き合っていきたいものです。そのためにも、普段から目を大切に扱い、定期的に検診を受けておくと安心です。
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