角膜浸潤とは?

角膜浸潤とは、炎症や細菌感染を起こした角膜に白血球が集まり、角膜が白濁してしまう症状のことです。また、アレルギーへの反応として起こることもあります。
角膜浸潤が起こると、角膜の輪郭の部分や中央部に、白色の斑点ができます。しかし、この斑点は肉眼で視認するのは難しく、眼科での診断でも、薬品で色を染めて判断する場合があります。そのため、痛みや充血などの自覚症状が表れるまでは放置されてしまうことがしばしばあるようです。
主な原因は、角膜に起こっている炎症などの障害や傷、ウイルスの感染などです。コンタクトレンズの汚れや、装用期間を無視した連続装用が引き金になっていることも多いようです。装用期限の切れた1日使い捨てのコンタクトレンズを着けたまま寝てしまい、起きた時には角膜浸潤を起こしていたというような、短期間の内に症状が出た例もあります。
角膜浸潤が起こった場合は、抗生物質の点眼薬やステロイド系の点眼薬で治療を行います。ただし、原因がウイルス性のものかどうかで治療方法も変えなくてはならないため、目薬だけで済まそうという考えは大変危険です。速やかに眼科の診断を受け、適切な処置を受ける必要があります。
角膜浸潤を予防する方法としては、コンタクトレンズの装用期間を守る、不潔な手で目やコンタクトレンズに触らない、コンタクトレンズのケアを適切に行うようにすることなどが挙げられます。いずれもコンタクトレンズを扱う上での基本であり、しっかりと装用法を守っていれば防げる可能性が高いのですが、アレルギー反応が原因の場合は素人では対処のしようがありません。体質的にアレルギー反応を起こしやすい方は特に注意が必要と言えます。
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