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RGPレンズ・O2レンズとは?


ハードコンタクトレンズの説明で、「RGPレンズ」や「O2レンズ」といった言葉が出てくることがありますが、これは、いずれも「酸素透過性の高いレンズ」という意味で使われています。

RGPとは「Rigid Gas Permeable」の略で、直訳すると「硬質なガスが透過できる」という意味です。特定の素材を表すものではなく、硬質ガス透過性の樹脂の総称です。また、「O2レンズ」という言葉は、「RGPレンズ」の中でも特定の素材(SiMA/MMAポリマー)を使った酸素透過性の高いハードコンタクトレンズのことを指すようですが、「酸素透過性ハードコンタクトレンズ」を表す点においては、「RGPレンズ」と同じような言葉だと言えます。

ちなみに、O2とは酸素ガスのことで、酸素透過性が高いということを表すために「O2レンズ」という言葉が使われ始めたものと思われますが、酸素だけを通すわけではなく、他の硬質ガスも通らせることが可能です。レンズを買う側の立場からとしては、RGPの意味ととほぼ同義と考えて良いでしょう。この「RGPレンズ」「O2レンズ」は、共にハードコンタクトレンズのみに使われる言葉で、PMMAを使った酸素透過性の低いハードコンタクトレンズに対しての呼称です。

酸素透過性が高い性質はソフトコンタクトレンズにも当てはまりますが、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズとでは、それぞれ酸素の通し方に違いがあります。ソフトコンタクトレンズの場合は、レンズの素材が水分を含んでいて、その水分に酸素が溶け込むことで、レンズの内側に酸素が運ばれますが、ハードコンタクトレンズの素材は水分を含んでいません。

これに対して「RGPレンズ」「O2レンズ」では、レンズの素材に酸素が通ることのできる、極めて小さな通り道が空いているため、酸素がハードコンタクトレンズを通り抜けて目に運ばれます。そのため、酸素透過率が高くなるのです。

また、素材自体が水分を含んでいない「RGPレンズ」「O2レンズ」は、ソフトコンタクトレンズのように過酸化水素水やMPS、煮沸などによる消毒をしなくても細菌が繁殖しにくいという特徴があります。そのため、ケアなどの点ではソフトコンタクトレンズに比べて扱いやすいと言われています。

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